朝MIX 2020(21) 冬
もう3月、あたたかくなってきましたが
朝MIX 冬バーです。
アイルランドのアーティストの曲を選びました。
朝のBGMにぜひ...
1. The Wren, The Wren / Lisa O'Neill
2. An Sceilpín Draighneach / Eoghan O Ceannabháin & Ultan O'brien
3. Morning / Lemoncello
4. Hills of Connemara / The Deadlians
5. Ursa / Branwen
6. I'm a Rover / Ye Vagabonds
7. Tá'n T'ádh Liom (feat. [Indistinct Chatter]) / Ronan O Snodaigh
2020年のアルバム・EP 10枚
2020年リリースで印象的だった、よく聴いたアルバム・EPを10枚...と思ったけど、18枚です。(順不同)
今年はアイルランドのアーティストの音楽をたくさん聞きました。
アイルランドのアーティストに関しては後でまたゆっくり別の記事でまとめたいと思います。
コロナ禍で音楽イベントやクラブに全く行けなくなって悲しい日々でしたが、オンラインライブやイベント、曲のリリースなど、大変な中様々なことにトライしていたアーティスト達やイベント関係者の方々にビッグリスペクトです。
- Lemoncello / Oil And Water
- Branwen / Hunted and Haunted
- Varo / Varo
- Joshua Burnside / Into The Depths Of Hell
- Úna Keane / Collaborations
- Indistinct Chatter / Cabin Lights Off
- Nealo / All The Leaves Are Falling
- Natalia Lafourcade / Un Canto Por Mexico
- Purnamasi Yogamaya / Oh My Beloved
- Meridian Brothers / Cumbia Siglo XXI
- Camilla Farias / Singeleza
- Flavia K / Janelas Imprevisiveis
- The Cavemen. / Roots
- Etuki Ubong / Africa Today
- Santrofi / Alewa
- Spoke Mathambo / Tales From The Lost Citie
- Adekunle Gold / Afro pop 1
- Keleketla! / Keleketla!
Lemoncello / Oil And Water
ダブリンのギターとチェロの女性フォークデュオです。
まだEPしか出ていないのでアルバムリリースが楽しみ! 素晴らしい!!
Branwen / Hunted and Haunted
アイルランド西部、Clareで活動するフォークシンガー。
20年リリースだと思っていたけど、リリースは19年の5月でした。最近知ってずーっと聴いているので。
Varo / Varo
ダブリンで活動中の、それぞれフランスとイタリア出身のアイリッシュトラッド女性デュオ。デビュー作です。
これも気に入って聴いてました。
Joshua Burnside / Into The Depths Of Hell
北アイルランド、ベルファストのフォークSSW。フォークを軸に置きながらロックやエレクトロ、サウンドコラージュを駆使した音響的なアルバム。
Úna Keane / Collaborations
ダブリンのアンビエント、ネオクラシックのピアニストÚna Keaneが、コロナ前に教会で行ったライブアルバム。
めちゃくちゃいいです。曇りの日の午前中、これ聴きながら散歩すると最高です。
Indistinct Chatter / Cabin Lights Off
ダブリンのフィルムメイカーであるMyles O'Reillyが出した、アンビエントアルバム。
機内アナウンスなどをサンプリングし、まるで飛行機に乗っているかのようなサウンドスケープ。わくわくします。わかりやすい曲名もいいです。
夜行バスや飛行機に乗っている時の心地よい束縛感、なにもできないんだけどなんでもできる感じが好きな人にぜひ聴いてほしい。
Nealo / All The Leaves Are Falling
ダブリンのラッパー、Nealoのファーストアルバム。チルいトラックに落ち着いたNealoの声が心地よいです。雨のダブリンによく合う、仕事帰り、雨が降ってたらこれを聴いてました。
Natalia Lafourcade / Un Canto Por Mexico
メキシコのシンガー。はぁ、すき〜〜。どんな時も心にナタリアさん、ありがとう。
Purnamasi Yogamaya / Oh My Beloved
リトアニアの女性SSW、なんとも美しい時間でした。
ジャケもいい!
Meridian Brothers / Cumbia Siglo XXI
オルタナティブ、サイケなぽこぽこクンビア。
めちゃくちゃぽこぽこした。
Camilla Farias / Singeleza
ブラジル、リオ在住のSSW、スポティファイに19年と書いていたけど、今年9月ころに知ってしばらく気に入って聴いていました。
Flavia K / Janelas Imprevisiveis
ブラジルのシンガー、ピアニスト、作曲家のFlaviaK。リリースは19年だそうですが、今年9月に日本独自リリースされ、それで知りましたので!
The Cavemen. / Roots
ナイジェリアはレゴスのハイライフバンド。現代的なハイライフ!
Etuki Ubong / Africa Today
ナイジェリアのトランペッター。高速アフロビート、繰り返し聴きました。
Santrofi / Alewa
ガーナの現行ハイライフ!
Spoke Mathambo / Tales From The Lost Citie
南アフリカのラッパー、Spoke Mathambo。
最初のロックダウンの時、スーパーに行く時(外に出る用事がそれぐらいしかなかったので)いつも聴いていました。
Adekunle Gold / Afro pop 1
ナイジェリアのアフロポップシンガーのAdekunle Gold。
仕事中、終わりが近づいてくる頃によく流してました。
バンドセットのパフォーマンスもyoutubeでみましたが、素晴らしかったです!
Keleketla! / Keleketla!
Coldcutのプロジェクト(?)、UKジャズシーンや南ア、トニーアレンやデレソシミなどなど、様々な音楽家が参加したアルバム。とにかくかっこいい。
今年は主にサブスクでのリスニングでした。たくさんのアーティストを知れた反面、心への残り方が薄いような気もします。
気に入ったアルバムはフィジカルを購入して実家に送っているので、日本に帰ってから対面するのが楽しみ。
ペンペンドンピーの新作を早く聴きたい。
現行のアイリッシュミュージシャン トラッド・フォーク編
現行のアイリッシュトラッド・フォークミュージシャンのお気に入りをまとめたいと思います。
- Lankum
- Lisa O'Niell
- Lemoncello
- Alfi
- Varo
- Anna Mieke
- Ye Vagabonds
- caoimhín ó raghallaigh & Thomas Bartlett
- Joshua Burnside
- 最後に
Lankum
BBCフォーク賞をはじめ、数々の賞を獲得しているダブリンの四人組バンド。
現在、アイリッシュトラッド界でトップを走ってるのがこのLankumだと思います。
アイルランドのトラデショナルな楽器を使い、オーガニックでドローン・アンビエントなアレンジが本当に素晴らしい。 ヴォーカルももれなく素敵です。
めちゃくちゃ聴いている2019年に出たアルバムThe Livelong Day。
曇りや雨が多いアイルランドの空。灰色の雲の隙間から光が差し込んでくるような、暗い中にあたたかさも感じられる素晴らしいアルバムです。 アイルランドの歴史、広大な自然を想像してしまいますね〜。最高!
Lisa O'Niell
アイルランドはCavanのBallyhaiseという村で育ったフォークシンガー。バンジョーやギターを弾きながら歌います。幼い時から音楽に触れ、18の時にダブリンに来て音楽を勉強したようです。
聞いた瞬間にトリコになるような素晴らしい歌声。素朴なバンジョーの演奏も良いです。
二個目の動画は去年だした3曲入りのEP。アイルランドに来てからすぐにタワレコでみかけて、帰り道に聞いて感動したのを覚えています。
Lemoncello
ギターとチェロのアイリッシュフォークデュオ。
ギターとチェロのシンプルな編成ながら、奥ゆかしくもパワーある美しいヴォーカルとハーモニー、没入感あるチェロの演奏が素晴らしいです。
アイリッシュアーティストやフォークシンガーからはもちろん、シャンソンやチャイコフスキー、ニーナシモン、ビーチボーイズ、トムウェイツなど幅広く影響を受けているようです。
まだEP2枚しか出ていませんが、アイルランド以外でもライブをするなど精力的に活動している才能ある若手ミュージシャンです。
アルバムリリースが楽しみ!激推しです。
1月に、Pepper Canisters Churchという教会で彼女らの演奏をみることができましが、教会の中ということもあり終始夢見心地。演奏も素晴らしく、ダブリンにきてからみたライブの中でナンバーワンです。
Alfi
ダブリンで活動するバンジョー、アイリッシュハープ、そしてローホイッスルやバイロン、イリアンパイプも演奏するマルチ奏者による三人組バンドAlfi。
ユニークでストリートっぽく、アイリッシュトラッド&アパラチアンなサウンドがおもしろいです。大衆的で飾らないヴォーカルもいいですね。
一度パブでの演奏をみれましたが、お年寄りから若い人まで集まっていて素敵な空間でした。
まだEPのみ
Varo
ダブリン在住、フランスとイタリア出身のフィドルとヴォーカルの女性デュオ。
今年の1月下旬に出したアルバムVARO、ミックスはLankumのアルバムThe Livelong Dayも担当したJohn Spud Murphyです。
スポティファイリンクですが、アイリッシュトラッドにバロック音楽などをブレンドさせたVaroらしい素晴らしいアレンジだと思います。
現在プロジェクトでLankumのメンバーやlemoncello、Alfi他、アイルランドで活躍するアーティストとのコラボレーションアルバムを製作中とのことです。俺得!!
サポートは下リンクから
Anna Mieke
アイルランドのウィックロー生まれ、ブズーキやギター、ピアノやチェロも演奏するSSW。
19年の4月にファーストアルバムIdle Mindを出し、しばらく話題になっていたようです。
型にはまらない作曲と落ち着いていてキレイ、時にハッとするような歌い方がいいです。
Ye Vagabonds
アイルランドのCarlow出身、ダブリン在住でブズーキやギター、マンドリンにフィドルなどの弦楽器を演奏する兄弟デュオ。
現在のアイリッシュフォークシーンで一番誠実にトラッド・フォークソングに向き合っている気がします。
かっこいいですね〜
caoimhín ó raghallaigh & Thomas Bartlett
The Gloamingのメンバーの2人、ダブリン出身でフィドル奏者のCaoimhim O RaghallaighとアメリカのピアニストThomas Bartlettが19年の9月に出した共作アルバム。
アイリッシュミュージック的でコンテンポラリー、ピアノとフィドルの掛け合いが静かで美しく落ち着きます。秋〜冬に聞きたい。
ジャケットのソールライターの写真もいいです。
Joshua Burnside
北アイルランド、ベルファストを拠点に活動するフォークシンガーソングライター。
今年の9月に出したアルバムInto the Depths of Hell。
アイリッシュフォークを核に置きながら、ロックやエレクトロ、サウンドコラージュなどを駆使した音響的なアルバム。 キレッキレですね、かっこいいです。
前述のLemoncelloのギターヴォーカルLauraと共演したライブです。35分頃からです。
最後に
現在のアイリッシュトラッド・フォークシーンには、長い間歌い継がれてきたブリティッシュ、スコティッシュ、アイリッシュのトラッドソングをていねいに見つめ、現代の感覚で表現しようという才能あるミュージシャンがたくさんいると感じています。
こうやって、歌は時代と共にその時の生活や感覚に合わせて変容し歌い継がれて来た、そしてこれからもそのようにして歌い継がれていくんだなぁと実感します。その一片をアイルランドの地で生活しながら感じられてとても嬉しいです。
今回はトラッド・フォーク編。
番外編、ヒップホップ編に続く”予定”です。予定...
朝MIX 2020 秋
10月、もうとっくに秋ですね。
早いものでアイルランドはダブリンに来てもう少しで一年になりますが
コロナの影響でビザが伸びたので、もう少し居ようと思います。
アイルランドの感染者数は増え続けており、ダブリンでは数週間ほど前に再度行動制限措置がレベル3に引き上がり、数日前にはアイルランド全土がレベル3に(レベル5で完全ロックダウン)。カフェやパブ、レストランではテイクアウトか外席での食事しかできないし、県外へ出ること、その他諸々行動が制限されています。早くパブで気軽に酒が飲みたい!
相変わらず厳しい状況が続いてますが、とりあえず無事に生きてます。
というわけで、朝MIX 2020 秋ver です。
20分ほどなので、朝のコーヒー時間や散歩のお供にどうぞ
1. Huzary / Sutari
2. Automne / Carolina Katún & Teol
3. Fina estampa / Chabuca Granda
4. ΔΥΟ ΠΑΛΙΚΑΡΙΑ ΑΠ' Τ' ΑΙΒΑΛΙ / Haris Alexiou
5. Mary and the Soldier / Andy Irvine & Paul Brady
6. Suantraí Hiúdaí / Skara Brae
7. Fey-O (Featuring Shaye Cohn) / Leyla McCalla
朝MIX 2020 夏
朝MIX 2020 夏 です。
アイルランドの気温は現在、20度ほど。
全然暑くなく、夏という感じがあまりしません。
湿気もないし、めちゃくちゃ過ごしやすいです。
こんな涼しい夏、最高だな〜と思いますが
日本のジリジリした夏の暑さも少し恋しいような気がします。
今回は少し軽快な感じです。
まとまりのないセレクトですが、
朝のコーヒー、散歩のお供にどうぞ
1. De Ehuo / Black Beats Band
2. We Have It In Africa / West African Rhythm Brothers & Ambrose Adekoya Campbell
3. Bonjour Guadeloupe / Henri Debs
4. Ti Paule / Lola Martin
5. Je me meurs d'amour (feat. Fred Fanfant) / Emile Volel
6. Boomtown / Odyssey Steel Orchestra
7. Nabanzaki / Lucie Eyenga
8. Kelya / Grand Kalle & L'African Jazz
woweembeem mixtape
ダブリンのナイスなパーティwoweembeemのmixtapeシリーズに参加しました。
アフリカの音楽、主にガーナやナイジェリアの曲を選曲しました。
エディットはMoving stillというダブリンの超クールなDJがしてくれました。光栄!
下リンク、ミックステープシリーズ聞けます。
woweembeemはダブリンのワールドミュージックパーティです。
アーティストのライブをバーで、その後場所を移動してDJパーティがあるという超楽しいイベントなのです。
コロナ以前に一度遊びにいった時は、
ダブリンのアフロビートバンド Yankari とアイリッシュトラッド+アパラチアンサウンドなバンド Alfi を。どちらも大好きなバンドだったし演奏も素晴らしかったです。その後のDJパーティも爆アゲで最高でした。
アーティストもDJもカッコイイ人たちばかりだし、やってる場所も雰囲気も素晴らしくて大好きなパーティです。
ダブリンにいるうちにまた行きたいのだけれど、コロナ影響でどうなるか。
またギネス飲みながら生演奏が聞きたい!
動画ばっかで写真を全然撮ってませんでしたが前回のwoweembeemの様子です↓
Alfi 残念ながらバンジョーの方が体調不良でお休み。2人編成のレアなAlfi
Yankari 超カッコイイ
Hugh MasekelaのDon't go lose it babyをカバーしていました。
Bellobarという場所 はやくついてギネス片手。豪華なソファで偉そうなワタシ
謎に列車の中みたいな座席があるHang DaiにてアフターDJパーティ。 見にくいですが。
エディットしてくれたMoving still氏が中東ディスコでぶちあげてました。
フォトブックをつくってみた [TOLOT] [留学]
TOLOTというサービスを使って、ダブリンで撮りたまっていた写真をフォトブックにしてみました。
送料、税込で500円です。安すぎる...
いろいろタイプがあって、A6 64ページ、B6 24ページ、B6 64ページ(1000円)から選べます。
今回はA6 64ページにしました。
スマホのアプリで簡単に作れます。
注文から10日ほどで到着。
できあがりはこんな感じ
結構いい感じじゃないでしょうか?
全てIphone7撮影です。
格安なので印刷具合はどうなんだろうと思っていましたがそんなに悪くなさそうです。
実家に発送したので現物はまだみれていませんが、
親は 結構イイよ と言ってました。
写真は携帯のカメラで日々大量に撮ってしまうので、大事な写真もフォルダの奥の方へすぐに行ってしまいます。
こういう風にフォトブックとして形に残しておくと、後ですぐに見返せるし
写真の整理にもなってすごくいいです。
文字も入れられるので、贈り物にもいいですね。
PCでも作れるらしく、iphoneのアプリがすこしおもくて何度か落ちたりしたので
次回はPCで作ろうかなと思います。
とにかくこれが簡単に、しかもたった500円でつくれるのがすごい。